この間
修理させていただいた船のオーナーさんに誘われ
タチウオの手釣りに行ってみた。
SUZUKI 20F+YAMAHA F60PS(4ST)
初めての経験なのでちょっとドキドキ。
浦戸大橋の下で待ち合わせ、
時間通りに滑走気味で到着。
さっそく 乗り込み イザ出陣
と言っても ポントはすぐそこ。
しかし その間も 僕は船の波切り
船外機の様子,特性を過敏に観察(笑)。
バスの世界では
「20Fに60PSはないやろう??」
とダメダシを戴きそうだが
海の世界では 特に贅沢?を言わなかったら
普通だったりする。
もっとも最近は21Fクラスにも
100PS前後が搭載されてきているが・・・。
ポイントに到着すると先客が1人。
どうやらオーナーさんの知り合いのようだ。
夕日にチラーハンドルが
シ・ブ・ス・ギ!
まさに 手釣りの雰囲気をかもし出している。
釣果を聞いてみると
「今日はつれん!」
でも
せっかく来たので 仕掛けを入れてみる事にした。
ポイントは狭く しかも
この夕暮れ時にバイトが集中するらしい。
オモリのついたライン 「ビシマ」 を
不手際な手つきでなんとか投入。
それは 二周目の出来事だった。
「よっしゃ!」
オーナーさんのビシマに何かがヒット。
上がってきたのは 見事本命のタチウオ。
「釣れるもんですねぇ(驚)」
「こんなちっこいのはいかんで
手が止まるようなやつを釣らんと!」
オーナーさんは根っからの釣り好きで
数々の実績もあり
動作も無駄無く素早い。
僕が たそがれている?間に
エサ付けもして戴き
いつも至れり尽せりですみません。
っと、四週目に魚探にナイスな反応!
「おっと これは 釣れそう!?」
バス釣では馴染みの薄いトローリングも
やってみると かなり楽しい。
魚の居そうなポイントにボートを持っていき
魚探で確認し その後ルアー(えさ)が通過する瞬間までの
ドキドキ感は けっこう タマリマセン!
しかも 本当に バイトがあれば
これは もう ハマるでしょう!
まさに そのとき 僕の手に
「ゴツゴツゴツ」 と明確なバイト。
「よっしゃ!」
でも半信半疑な僕は 「海底?」と
自信なさげにビシマを手繰ってみる。
「おっ!やっぱり なんか釣れちゅう!」
急いでビシマを手繰り寄せ始める。
ロッドの「なよし」がないのでダイレクト感はバッチリだが
なんかバレそうで手繰り方もギコチナイ(汗)。
「おおっ! ヒラメや! ラッキー!」
急いでオーナーさんにタモアミですくってもらったヒラメは
48cmのナイスワンだった。
「釣れるもんですねぇ〜!」
と盛り上がったのもつかの間
その後、本当の地球を釣ってしまい
仕掛けが切れてしまった(涙)。
「すみません、噂通りの強烈な当りだったのでついついアワセてしましました・・・。」
「いい区切りやし 帰ろうか?」
オーナーさんが言う。
「そうですね」
であっさり納竿(手)。
「なんて大人な釣りなんだ」と思いながら
再度
船の波切りと船外機の特性に過敏になりながら帰港した
(笑)。
「食べて美味しくて 釣って面白いものしか狙わない!」
と超こだわりのオーナーさんが見事ハマったこのビッグタチウオダイレクト釣法は
ほんまに面白いらしい。
残念ながら今回はノーバイだったが
いつか その 地球を釣ったような強烈な感触のバイトを味わいたいものだ。
今度は ほんとの地球ではなく!
(笑)(笑)
おわり。