夏休みになって

毎日 釣りばかりしている

しんたろうは 先日

宿題をまだ済ましていない事が

僕にバレた(笑)。

「しんちゃん 宿題全部済んだかえ?」

「え〜・・・・まだ・・・・。」

「まだぁ !?」

「・・・↓うん↓・・・・」

「何が残っちゅうが?」

「えにっき」

「イルカの絵日記描いたやんか?」

「え〜・・・二つかかないかんが」

「ふたつも?」

「そう・・・。」

「やらんと行くがぁ?すごいね、しんちゃん!

お父さんは一年生の時はまだやりよったでぇ!

しんちゃんも やるねぇ?」

「かくがぁ」

 

「ほんじゃあ 絵日記描きに 釣りに行くかえ?」

「うん↑うん↑うん↑」

で急遽夏休み最後の日に久しぶりに

ボートでバス釣りに行く事になった。

 

場所は永瀬ダム。

天気は不安定な曇り。

平日というのに先客が5〜6艇。

僕らが到着した頃には

既に片付けている人もいたほどの

社長出勤(笑)。

「釣れましたぁ?」

「二匹・・・。」

 

あれ?爆釣のつもりで来たのに・・・。

そういえばチョロインの水量も乏しい↓。

(絵日記大丈夫やおか?)

 

「しんちゃん 上流 

見に行ってみるかえ?」

で《カミニ》のBWに到着してみたが

雰囲気が良くない。

下りながらタテストを打っていると

「フィシュ!」

の声はまたしても しん。

「やっぱ カルカッタ釣れるねぇ〜

というか トッカテール(逆読)」

とか言いながら抜き上げたバスは

30cm・350g

「やるね〜しんちゃん?」

「やるよぉ〜!」

と返され 今日も僕より先に

釣り上げたしんはご機嫌。

 

その後僕が3匹追加したが

芳しくなく

「本流行ってみようか?」

で移動中 大粒の雨が・・・。

「しん カッパ着ようか?」

「・・・」

「ん?どうした?」

「くるまに おいてきた↓」

「昨日 わざわざ家まで取りに帰った意味ないじゃん↓・・・」

「・・・」

 

「じゃあ あの橋の下で雨宿りしようか?」

「うん↑うん↑うん↑」

数分後 小ぶりになったので

「もうちょっとやろうか?でも、また降って来たら帰るよ」

「うん↑うん↑うん↑」

で再開。

僕がいきなりのバックラッシュ中

「なんかが さわりゆう・ギル?」

しんが自分のロッドティップを見ながら言う。

軽く3回合わせを入れたがハズレ。

「ほんまかえ?」

「ほんまちや、ほら、みて!」

「よっしゃ!」