◆例のパフォーマンスプロップの結果報告です。(試乗艇ギャンブラー2100・プロマックス225)
私にはチョッパータイプのプロップは「立ち上がりが悪い」というイメージがありました。
しかしこのプロップに関しては「問題ない」と言えるでしょう。
チョッパータイプ特有の半キャビリスタートで音は若干大きいのですが特別なテクニックも必要なく
プレデタービーストやトロフィーとさほど大差なく立ち上がっていきます。
中速から高速にかけてのレスポンス・加速はやはりいいですね
(値段もいいから当たり前と言えば当たり前ですが・・でもそれが難しい・・)。
最高速も前回のビースト(120.1km/GPS)よりも伸びました。
今回はGPSを積んでなかったのですが、しるしの族長が乗るとピトーカン(まあまあ正確)で80mphは越えてました。
前回のビーストも良かったのですが少々クイック過ぎた様に感じます(まあ好みですが・・・)。
このパフォーマンスは良い意味で「乗りやすい」といった感じでした。
75〜80mph巡航時の安定性もあるように感じました。
ボートの浮き具合も同じスピードならパフォーマンスの方が浮いていますね。
余談ですが、よく早明浦ダムの水は「特殊」だと言われます。
実際、標高が高く、水深もあり、硬水、鏡水面ということでボートのバウが水面から離れ辛く (表面張力)
結果としてボート全体が浮き辛くスピードダウンに繋がっている様な気がします。
(しるしの族長はテクで浮かせてましたが(笑)、素人さんは真似をしないでください。)
ですので琵琶湖や霞でバッチリのセッティングなら大抵の場合プロップのピッチ・エンジン位置等を変更した方が良い場合が多いみたいです。
実際、今回の試乗艇にも225psには意外とも思われる24ピッチのプロップをはかせてみました。
特に四国のリザーバーなら最高速より立ち上がり・中速重視のセッティングの方が安全で乗りやすい様に思いませんか?
* いずれにしても各プロップで数分のみの試乗ですので、エンジン位置、セットバック、プロップ、ピッチとも不完全なデーターとなっておりますのでくれぐれも参考までに宜しくお願い致します。