プロップは16インチ大口径26ピッチ。
ガス 半タン。
ライブウェルなし。
男二名乗船。
おそらく日本では初めてではないだろうか?
一枚一枚のブレードが水を掻いているのを感じるほど
大口径なこのプロップの一番きつい26ピッチを試すのは・・・。
(ちなみに僕が乗っていた海の21Fボート+DF250には24.5ピッチを履いていた。)
アクセルONと同時に
抑えられたエンジン音を少し小気味いい音に変えながら
DF175はストレスなくそのプロップを回し
アッツンのGAMBLERを押し出していった。
「優秀やねぇ!」
「そうかえ? 24.5ピッチやったらこんなもんやないで!」
アッツンが言う。
24.5ピッチの立ち上がりは凄まじかったらしい。
その時、同船していたガッチも
「あんな船乗った事ない、GAMBLERの立ち上がりじゃない!
RANGER か SKEETERかと思った」
というほどだったらしい。
(ガッチは自分のSKEETER誉めすぎやないかね・笑?)
さらに驚くべき事は
ノーズこそ少し上がり気味になるが
時速20kmでもピッチングせず走行できた事だ。
中低速が苦手なGAMBLERの欠点を見事に
補う結果に私も大満足(笑)。
シートを代わってもらい今度は
私がハンドルを握らせてもらった。
オフセットドライブシャフトでのセンターバランスのせいか
ハンドリングも ものすごく軽く
シフトのタッチも相まって
高級感が増し
まるで別のボートの様に感じられた。
まだ 慣らし・セッティングとも不十分だが
ちょっと最高速を試さしてもらった(笑)。
やはり
まだまだセッティングが荒い感じだが
とりあえずファーストアッタク、
6000rpm前後で
軽く三桁には乗せる事ができた。
しかし
久しぶりにハンドルを握った
少々操船のコツを忘れ気味の私には
この馴みの薄い大口径の3枚プロップは
友達になるのに苦労しそうなので
この26ピッチでの試乗は本日はこれにて終了。
(ちなみに二つのライブを満タンはっても
パフォーマンスは落ちませんでした。)
その後
14インチ小口径27ピッチに履き替えてみた。
現場でスターン上陸しての交換と荒業。
落としたら10万円以上のスパイラルフォールが見れます(笑)。