昨日の朝 しんたろうと

住吉の池にオカッパリに行った。

WORKSイモヤン曰く

「ノーシンカーで入れ食いよ」

だったが全くのノーバイト。

小一時間で諦めて

「しん? 釣具屋に行くかえ?」

ですばやくラン&ガン(笑)

次の日

午前中時間が空いたので

「しん?早明浦ダムに行くかえ?」

で急遽リベンジに行く事になった。

着いたとたん

流木だらけでとても降ろせそうにない。

「しん?諦めて帰るかえ?」

と言っても彼は

「これのけたらおろせるでぇ!」

と小さい体で精一杯流木をのけだした。

「しょうがないね! やるかえ?」

「うん↑うん↑うん↑うん↑」

で二人でどぶって流木掃除を始めた。

何とかボートを降ろした時には

僕はすでに疲れきっていた。

でも、しんたろうは

エレキを踏んでやる気満々だ。

流木を避けて

上吉野橋付近に到着

僕の一投目にヒット。

「しんちゃん今日は釣れるねえ!」

数分後ベイトリールでピッチングしていた彼が

なにやら

「ひっとぅ!」と叫んでいる。

VTRの師匠のように

何度も追い合わせをしながら

「あー」とか「うー」とか

言いながら

「こねまわしている」(笑)

「しんちゃん、すごいねぇ」

「うん、2匹目はしんちゃんやったねえ!」

いつもながら

「・・・」である。

その後何匹か僕に釣れ

リグやワームを勧めるが

全無視の彼は

今年生まれたばかりの

見えバスにはまっている。

彼なりに

手を変え品を変え必死に遊んでいた。

数分後

突然

「ふぃっしゅぅ!」と彼が叫んだ。

と同時に3Fのロッドがビクビクなっている。

振り返って見てみると

彼は

見事ねらい通りのバスを

ゲットしていた。

「しんちゃんすごいねぇ!

釣れたかえ?」

「うん↑うん↑うん↑うん↑」

「さおがみじかいき おもしろい」

一丁前の事を言いながら無事ランディング。

 

「ねえ ねえ しんちゃん?」

「なにぃ」

「今日は楽しかったねえ?」

「うん!」

「ねぇ?」

「なにぃ?」

「雨が降ってきたき、もう帰らん?」

おわり。